長崎県五島列島で水揚げされる鮮魚は、
特に別格と言われるほど優れています。

なぜ?五島列島の鮮魚は特に優れているのか!

五島列島は九州の西側、長崎県のさらに西の端、水産資源の宝庫「東シナ海」の中に位置し、美味しく 健康な魚介類が育つ自然条件が揃っています。

東シナ海は、

  1. 海底のほとんどが大陸棚で、水深100mより浅い海域が約7割を占めます。
  2. 大陸の多数の河川から栄養塩が流れ込んでいます。
  3. 黒潮から枝分かれした、対馬暖流の出発点です。
河川によって運びこまれる豊かな栄養塩とこれを利用する植物プランクトンが育ちやすい浅い海で、黒 潮系水と大陸沿岸系水との潮境の形成も多く、生産性が極めて高い海域となっています。そのため、200種 を超える魚介類が四季折々の旬を持ちながら水揚げされています。

五島列島は、この豊かな海にいちばん早くアクセスできる
水産業の最前線基地です。

  1. 対馬暖流に乗ってやってくる多種多様な魚たち。
  2. 魚が育ち住み着く複雑な地形。
  3. 複雑な地形がつくり出す潮の流れで身の締まった魚。
  4. 開発されていない驚くほどきれいな海。
  5. 島の伝統と文化を背景とした熟練の漁獲方法と鮮度維持。

五島列島はきれいな海、魚の育つ地形、対馬暖流、大陸棚、速い潮の流れ、潮がぶつかる漁場など、自 然条件に恵まれ、この地の漁師たちは海の恵みを活かすために美味しい魚の獲り方、保存の仕方を培って きました。また、最近では環境保全や鮮度保持のための最新の水産技術も取り入れています。このような理由から、特に別格と言われるほど優れた鮮魚を水揚げすることが出来るのです。
(長崎大学大学院 松下吉樹教授)