長崎県五島列島漁業集落活性化を目的とした
水産物首都圏流通事業(長崎県五島市)

長崎県五島列島は水産業を主とした地域。日本の最西端に位置する離島地域なため、本州など消費地には物流 コストと輸送時間がかかるため輸送コストと鮮度保持の問題を懸念して特に首都圏までの流通はない状況であった。魚価の低迷や漁業者の高齢化など地域での課題は多く、地域周辺だけで消費することでは漁業の活性化は厳しい。そこで課題が多かった首都圏流通の取り組みを行い、課題を解決し大消費地へ水産物の流通を行うことで五島列島の漁業集落と地域活性化を目指す。

2011年FOOD ACTION NIPPON 製造/流通/システム部門
優秀賞
五島列島から鮮魚を直送する取り組みは、多くの評価をいただいております。
2011年 FAN 製造/流通/システム部門 優秀賞
2010年 FAN 製造/流通/システム部門 入賞
FOOD ACTION NIPPONサイト

目的

長崎県五島列島の水産物を首都圏へ流通することにより五島列島漁業集落と地域活性化を目的とする。

課題

  1. 物流コスト高による魚価高
  2. 輸送時間がかかるため鮮度保持
  3. 長崎県五島列島の知名度向上、五島列島の鮮魚紹介・ブランディング
  4. 流通販路開拓

1次産業:地域活性化支援

五島列島各漁港より首都圏に鮮魚を直送する取り組みを開始。
(取組名)五島列島水産流通

離島であることから物流コスト高や輸送時間がかかるため産地直送で取り扱いができる受注先の構築。 魚種、魚価高、魚価相場の変化、漁獲量など買い手側のニーズに見合うような受発注と配送の仕組み作りを行う。

鮮度保持に対する物流検証を行う。長崎県五島振興局水産指導普及センター

長崎県五島列島から東京・新橋までの流通時(陸送)における鮮魚輸送箱内と箱外の温度変化を、外気温が35度ある真夏(2013年9月10日)に検証した。適正な梱包の確認と箱内の鮮魚の温度管理検証を行った結果、鮮度保持は最適の状態で流通していることがわかった。

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五島-東京 鮮魚輸送時における温度帯検証

2次産業

【奈留町漁業協同組合】(長崎県五島市)
五島列島産の芋を100%使用し、五島列島で製造される本格芋焼酎のブランディング開発。

五島列島奈留島で水揚げされた鮮魚のブランディング構築を行い、首都圏を中心にご紹介。

奈留島の水産物ブランディング構築、販売戦略策定、販売促進ツールのデザイン制作、及び首都圏流通戦略策定を行う。

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長崎県五島列島より鮮魚を直送! 飲食店・小売店へ直送いたします。
〜五島列島水産流通〜

約2年間かけて首都圏流通に対する課題を検証し、地元漁協さんとの努力のもとで首都圏直送への仕組みを構築いたしました。

五島列島から首都圏までは配送日数、配送コスト、鮮度管理の問題を懸念して当社以外は五島列島から直接首都圏に送る取り組みはしておりません。全国でもブランド価値が高い五島列島の鮮魚ですが、漁業集落の過疎化、高齢化、消費減少などの問題により、良質の鮮魚の水揚げが年々減少しております。

この取り組み(五島列島水産流通)では五島列島の各港で水揚げされた鮮魚を首都圏に直送。約2年の間に現地に何度も行き、水揚げから梱包、配送までの方法を検証して首都圏での鮮度、ニーズを確認。地元の漁業関係者とともに鮮魚の個別配送が出来る仕組みを立ち上げました。将来的にはGPS機能を搭載した画像送信による当日の水揚げ魚種が確認でき、効率の良い配送と五島列島産を前面に打ち出し、トレーサビリティのしっかりした安心感とともに五島列島産のブランディングを進めていく計画です。

五島列島水産流通