Food Management外食産業・飲食店経営

弊社では、これまで20年間で約500店舗以上の飲食店の立ち上げ及び既存店の改善指導をしてまいりました。多くの飲食店を見てきた中で弊社が最も重要と考えることは飲食店の基本コンセプトの明確化にあります。基本コンセプトを明確化することで、お店の業態と特長をより分かりやすくお客様に伝えることができます。

そのお店で何を紹介し、何を伝えようとしているか。

基本コンセプトがしっかりしているか、差別化できる特長を持っているかどうかで決まります。今や消費者は「本物志向」ではなく「本物・本質」を求めています。運営する側の主張がはっきりしないとお客様には伝わりません。

外食産業・飲食店経営に長く携わり、多くの飲食店を指導してわかった共通する売れるための飲食店の要件は、以下の通りです。

  1. 基本コンセプトが明確で差別化のできる特長を持っていること。
  2. (1)を実現するための仕組み、体制作りが出来ていること。
  3. 損益分析、売上分析から現状を把握し、運営の最適化を行うこと。

この3つで全ての飲食店の診断と売れる店づくりは可能になります。

弊社は多くのコンサルティングメニューを提供しないかわりに、上記項目を明確に分析し、方向性を見出すことでわかりやすく経営者様にお伝え致します。

どうやって基本コンセプト設計を行い、より多くの集客につなげるか。具体的かつ実践的に指導をいたします。

弊社が最も重要と考えることは飲食店の基本コンセプトの明確化にあります。基本コンセプトを明確化することで、お店の業態と特長をより分かりやすくお客様に伝えることが出来ます。どうやって基本コンセプト設計を行い、より多くの集客につなげるか。具体的かつ実践的に指導をいたします。

コンサルティングのポイント

「何を強みに、何を売りにしているか」基本コンセプト設計を中心とした業態提案を行います

競合が多数ある飲食店業界において、勝ち抜くためにはその飲食店独自の強み・特長が必要になります。その特長をより多くのお客様にわかりやすく知ってもらえるように基本コンセプト計画を行います。特長の埋もれた抽象的な業態提案では競合に負けてしまいます。

日々の営業データから必要な情報を分析し、数値化と現状を分析することで問題点を明確化します

損益計算書から経営指標を割り出し、F/Lコスト含めた理想値のみを追いかけるマネージャーをよく見ます。日々の売上データから実際の営業に関する情報を読み取り、問題点を分析することで明確化し、営業データを多角的にみる分析手法を用いた営業分析の方法を指導いたします。

新店舗の出店に伴う、基本設計からメニュー・オペレーション含めたトータル指導を行います

新規出店に必要な出店計画をトータル的にサポートいたします。基本コンセプト計画から、基本設計・オペレーション・事業損益計画など新規出店に伴う全ての業務を指導いたします。弊社ではPhaze1〜Phaze6に業務オペレーションを段階的に分けて業務進行してまいります。

食材物流・生鮮食材の流通構築・6次産業化の飲食店側の取り組みを設計いたします

生鮮食材の管理機能や小売店で販売する調理品のレベルは格段に上がっています。わざわざ外食をして料理を食べる側の消費者にとって、もはやどこにでもある商品では価値がなくなっています。生鮮食材の仕入れや飲食店だから食べられる食材導入の仕組みづくりを提案いたします。

提供サービス

新店舗開発計画業務(新規出店及びリニューアル出店に関する業務)
  • Phaze1〜Phaze6に業務オペレーションを段階的に分けて新店舗の開業に向けた計画を行います。
既存店改善指導業務
  • コンセプトの再検証(明確化・目的化・差別化):基本コンセプトの再検証を行います。業態、業種から何を売りにしているのか、基本コンセプトが明確化されているかを検証いたします。
  • 財務・営業分析:財務諸表・売上から弊社独自の営業分析手法を行い、問題点の明確化及び営業の健全化を図ります
商品開発・メニュー開発
  • メニュー開発を行います。飲食店内で調理できるレシピ開発からセントラルキッチン及び工場で調理するPB(プライベートブランド)までお客様のニーズにお応えいたします。
接客指導業務
  • 店の営業方針に合った接客サービス及びオペレーション指導を行います。

新店舗開発計画業務(新規出店及びリニューアル出店に関する業務)

与件整理

新規出店に伴い出店環境の与件整理を行い、適切なご提案をするための分析をいたします。

マーケティング 出店環境の顧客動向、客層、ニーズ、商圏リサーチなど
環境分析 立地調査・立地特性・競合・周辺環境調査など
ビジョン分析 経営者の将来ビジョン、方向性の確認、意思の確認、企業シナジーの整理など

基本コンセプト計画

経営方針を踏まえ基本コンセプトの明確化、差別化を行います。またデザインからメニュー、サービスまで基本コンセプトに沿っているかトータル的に計画を行います。

コンセプト計画 何の店なのかをはっきりするために基本コンセプト計画を行います
業態開発 コンセプトを具体化するための業態の設定を行います
目的化・差別化 コンセプトを明確化し運営方針、方向性を踏まえた目的化、競合との差別化を図ります
ターゲット 与件整理と基本コンセプトからメインターゲットの設定を行います
経営方針 基本コンセプトの明確化により具体的経営方針と経営戦略を立案いたします

事業化計画

飲食店を開業するにあたり具体的に事業化計画を行い、開業に向けた必要事項をご提案いたします。

デザイン設計計画 基本コンセプトを具体的に設計・デザイン化するために、(1)業態イメージ、(2)デザイン計画、(3)ゾーニング計画、(4)機能性、などを踏まえてデザイン設計担当者様と共有いたします
運営計画 運営するにあたり食材選定、食材流通構築、オペレーションマニュアル作成、ハウスルール作成等、運営に必要な計画を行います
組織要員計画 飲食店を運営する組織と人員、シフト、人件費について詳細に計画をいたします
投資収支計画 推定初期投資計画、推定収支計画、推定損益計画を検討し、無駄のない投資と採算性を見据えた計画を行います

開業計画

メニュー製作からオペレーションチェック、開業前の告知、販売促進計画から業者選定、食材備品選定を行い、開業に向けた具体的な提案をいたします。

メニュー計画 基本コンセプト、デザイン、価格設定、オペレーションを考慮してメニューブックやその他メニュー作成のご提案をいたします
販売促進計画 開業前に告知できる販売促進案、開業後についての販売促進案を計画いたします
オペレーション 開業前にPAを交えてオペレーションチェックを行い、作業マニュアルに対しての検証を行います
食材備品計画 基本コンセプトと業態から必要な食材や備品等を検討し、業者選定を行います

オープン

開業前に研修を通じてオペレーションチェックを行い、マニュアルの確認や作業の確認を行います。

開業前研修 PAも含め開業前にオペレーション研修を行い、マニュアルの確認や作業の確認を行います
開業後検証 オープンしてから実際にオペレーション等が機能しているか、サービスが出来ているか検証いたします
検証・修正 実際にオープンしてからの問題点や課題を抽出し、修正提案を行います

財務・営業分析

開業してから財務諸表及び売上を分析し損益計画を行い、営業分析から問題点を明確化し、営業の健全化を図ります。

決算書 1年を通じて経営状況を分析し、業態コンセプトとマーケティングニーズへの対応、収支管理が出来ているか検証いたします
損益分岐点 飲食店の損益計算書を分析し、損益分岐点設定を行い、営業目標を明確化いたします
貸借対照表 B/S分析より、飲食店の経営の安全性と採算性を分析いたします。将来的な経営計画を含めた財務状況の検証を行います
売上管理諸表 飲食店で現場チェックできる売上管理諸表の見方を指導し、日々の営業データから必要な情報を分析し、数値化と現状分析をすることで問題点を明確化いたします

飲食店既存店改善指導業務

コンセプトの再検証(明確化・目的化・差別化)

基本コンセプトの再検証を行います。業態、業種から何を売りとしているのか、基本コンセプトが明確化されているかを検証いたします。 主に3つを検証いたします。
  1. 基本コンセプトが伝わるよう業態設定出来ているか。
  2. 目的設定と差別化できる特長を持っているか。
  3. 経営方針と方向性が一致しているか。
まずは基本コンセプトの再検証を行い、全従業員が共通して目的意識を持つことが出来るように基本コンセプトの明確化を行います。何を売りにしているのか、特長が表現できているのか、差別化が出来ているのか。基本コンセプトの再検証をすることで目的を再認識し、競合との差別化を図るための経営方針の構築、サービス、メニューの見直しを行います。

財務・営業分析(財務諸表・売上から弊社独自の営業分析手法を行い、問題点の明確化及び営業の健全化を図ります)

現状の財務・売上分析を行います。B/S・P/Lから経営状況を把握し、利益率、経費管理、FLコスト管理、固定費、損益分岐点などを分析し、経営の安定化を検証します。そして弊社独自の売上分析を行い、現状の営業分析を行います。その後管理職にマネジメント指導を行い、損益計算書を通じて飲食店の運営マネジメントが出来るように指導いたします。

新型コロナで約3年間の自粛が続き厳しい経営環境を耐えてきた飲食店。この3年間を経て、飲食店の利用は自粛期間とともに変化が起こり、飲食店の利用、外食産業のマーケットは大きく変わりました。

既存店改善計画指導では、基本コンセプトの明確化を重視し、特に消費者の視点に立つことでニーズに応えることが重要と考え、「マーケットイン」を戦略の軸とした提案を行います。

とくに常連客の重要性がこれまで以上に高くなっており、来店されるお客様のニーズを把握することで、飲食店側から集客につながる提案が出来るようにするために、弊社が推奨するリピーター集客サービス「toypo」の導入により、顧客分析と来店頻度の向上を目指します。